#ISSUE24
2024.06
2024年6月1日グランドオープン! 水族館に隣接する「神戸須磨シーワールドホテル」のおもてなしとは
“海への旅にいざなう価値体験型ホテル”神戸須磨シーワールドホテル。全客室がオーシャンビューで、水槽付のプレミアムルームや日本初の「ドルフィンラグーン」を直営で常設したホテルの魅力をご紹介します。
#ISSUE24
2024.06
01 「神戸須磨シーワールド」のオフィシャルホテルが開業!
神戸市立須磨海浜水族園の跡地に誕生する新たな水族館「神戸須磨シーワールド」。そのオフィシャルホテルとして「神戸須磨シーワールドホテル」が、水族館と同じ2024年6月1日にグランドオープンを迎えました。
「海の夢をみる休日。」をテーマに“海への旅にいざなう価値体験型ホテル”を掲げる同ホテル。須磨海岸に面した抜群のロケーションを活かし、客室は全室がオーシャンビューという贅沢な空間が広がります。大型の水槽や須磨海岸の絶景を望むビューバスを備えたプレミアムルームもあり、リゾート気分を盛り上げます。
水族館に併設する強みを活かした仕掛けも注目したいところ。
宿泊者は神戸須磨シーワールドのチケットが特典として提供され、チェックイン日からチェックアウト日まで何度でも入館が可能です。
ホテル内には、イルカが暮らす「ドルフィンラグーン」が常設されています。ロビーや客室のバルコニーからイルカの生態を観察できるほか、イルカと一緒に泳いだりハンドサインを学んだりできるアクティビティを用意。価値体験型ホテルにふさわしい試みです。
02 地域の人々に親しまれた公園&水族館を再整備。より愛される存在を目指す
神戸市須磨区は海と山の自然に恵まれた風光明媚な地域として知られています。この地で人々の憩いの場となっていたのが、須磨海浜公園とその園地内にある神戸市立須磨海浜水族園でした。
「スマスイ」の愛称で30年以上にわたって親しまれた水族館でしたが、老朽化が進んだため2023年5月に惜しまれながら閉園。須磨海浜公園一帯の再整備が進められ、ショップやレストランが集うにぎわい施設や水族館、ホテルなどで構成される海浜リゾートパークが新たに誕生いたしました。
「たくさんの方から『神戸須磨シーワールドにシャチが来るらしいね。楽しみにしているよ』『もうすぐオープンだね』と声をかけていただき、期待度の高さを実感しました」と語るのは、神戸須磨シーワールドホテルの支配人を務める橋本ゆき子さん。
ホテルの開業前からビーチクリーン活動やJR須磨海浜公園駅前の清掃に参加し、地元の方々と行動を共にする中で、「海や水族館を大切にしてきたこの町を、一緒に盛り上げていきたい」と気持ちを新たにしたのだといいます。
03 地域の記憶を継承し、新たなステージへ。ホテルに凝らされた工夫の数々
「須磨は古くから白砂青松の景勝地と称えられてきました。そんな地域の特性を、新しいホテルでも継承していきたいと考えています」と橋本さん。
エントランスの赤い扉は、須磨海浜公園内で“赤灯台”と呼ばれ国の登録有形文化財に指定されている旧和田岬灯台をイメージしたもの。中に入れば、窓のむこうに広がる須磨海岸の景色とともに、柱にほどこされた渦潮をイメージしたガラスアートや、ビジョットシャイニーという手法を駆使した床面、海底にいるようなLED映像がお客様を非日常へと誘います。
須磨海浜公園のシンボルとも言える松も、同ホテルには欠かせないものです。
「須磨海浜公園の松林は、7割が再整備前の姿のまま保全されています。適切な樹林密度を維持するために一部伐採された松も無駄にならないよう、当ホテルのラウンジ内のイスやドルフィンラグーンのそばにあるベンチとして活用するほか、アート作品としてかつての面影を今に伝えています」
次世代にも景観を継承できるよう、公園内では松の育成にも取り組んでいるのだそうです。
同ホテルの2階にあるブッフェレストラン「せとうちハーバーレストラン」は地産地消がテーマ。兵庫県産のブランド肉や野菜類、新鮮な魚介など、兵庫県が誇る美味しい食材を駆使したメニューをラインナップ。
須磨はもちろん、兵庫県の魅力を感じられるおもてなしの工夫が随所に凝らされています。
04 大切な人とのかけがえのない想い出づくりを
神戸須磨シーワールドホテルは開業前からファミリーを中心に多数の予約が入り、すでに満室となっている日もあるのだそう。水族館とともに、ホテル滞在そのものを楽しんでほしいと橋本さん。
「当ホテルで暮らす生きものたちは、神戸須磨シーワールドの飼育員が大切にお世話をしています。生きものや飼育員さんの普段の様子を見ることができるかも。1日目は水族館を思いきり楽しみ、2日目はホテルでのんびりとイルカや水槽の生きものたちとともに過ごすのもおすすめです。親子3代でお越しいただいた場合は、おじいちゃん・おばあちゃんは部屋でくつろぎ、お父さま・お母さまとお子さまは水族館をリピートするなど、自分たちのペースで楽しめるのも当ホテルの醍醐味です」
今後は神戸須磨シーワールドや須磨海浜公園と連携したイベントも企画したいとのこと。多彩なコラボレーションで、町全体を盛り上げる準備が進んでいます。
「かつてスマスイが親子3代にわたって愛されたように、新しい水族館や当ホテルも長く愛される存在を目指していきます。ご家族や大切な方と特別な時間を過ごせるよう、スタッフ一同心を込めておもてなしいたします」
須磨の美しい自然と、生まれ変わった水族館、そして地域に根ざした温かいおもてなしの心。多彩な魅力にあふれる神戸須磨シーワールドホテルで、特別な想い出を作ってみてはいかがでしょうか。
神戸須磨シーワールドホテル
『海の夢をみる休日。』がテーマの“海への旅にいざなう価値体験型ホテル”。全客室がオーシャンビューで、水槽付のプレミアムルームや日本初の「ドルフィンラグーン」を直営で常設したホテルです。
神戸須磨シーワールド
神戸須磨シーワールドは西日本で唯一のシャチのパフォーマンス、シャチを観ながらお食事ができるブッフェレストラン、さらに、世界初のシャチの生態を学ぶことができる教育ゾーンを展開します。学び「Education(エデュケーション)」と遊び「Entertainment(エンターテインメント)」を融合した「『つながる』エデュテインメント水族館」として、大人も子どもも楽しみながら学べる機会を提供してまいります。