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#ISSUE20

2023.12

伝統と歴史を感じる豊かな旅を 冬に訪れたい金沢

北陸新幹線の開業で各地からのアクセスが向上し、旅先としての人気が上昇している石川県金沢市。四季折々に魅力がありますが、特に冬は伝統文化と自然が溶け合う街並みに一層風情があふれ、その美しさが際立ちます。雪化粧した兼六園を散策し、カニやブリなど旬のグルメに舌鼓を。冬の金沢で、今だけの特別な時間を過ごしてみませんか。

#ISSUE20

2023.12

01 重ねられた歴史を感じながら巡る幻想的な金沢の冬景色

本州の日本海側に突き出た、石川県の中央に位置する金沢市。
藩政時代から加賀百万石の城下町として栄えた金沢では、加賀友禅や九谷焼などの多彩な伝統工芸が花開きました。茶の湯や能楽などの伝統文化も武士から庶民にいたるまで広く親しまれ、今に伝えられています。

冬の観光スポットとして訪れておきたいのは、日本三大名園の1つ「兼六園」。樹木を雪の重みから守るために施される「雪吊り」はこの季節の風物詩です。夜にはライトアップされ、幻想的な雰囲気に。伝統の技が光る美しい風景は一見の価値ありです。

武士の屋敷跡が残された「長町武家屋敷跡界隈」では、寒さが本格的になると雪から土塀を守る「こも掛け」がかけられ、より情緒ある雰囲気に。静かな朝に散策すれば、凛とした心地よい空気が感じられます。

その他にも、紅殻格子の町家建築が並び、非日常な雰囲気を楽しめる「ひがし茶屋街」や、神門にはめこまれた美しいステンドグラスが魅力的な「尾山神社」など、金沢ならではの美しい街並みが楽しめます。

02 心地よい空間で過ごす、より豊かな時間 人と地域をつなぐ旅の第一歩を

そんな見どころあふれる冬の金沢の旅を、より豊かなものにしてくれる場所が、金沢の中心地にあるホテルインターゲート金沢。

兼六園や近江町市場などの人気観光スポットへ徒歩圏内の好立地で、館内に一歩足を踏み入れると、加賀友禅や九谷焼に使われる伝統の色彩「加賀五彩」と金沢城址の石垣をモチーフにしたレセプションがお出迎え。内装や客室にも、加賀文化の華やかさと静謐さを現代的にアレンジしたデザインが随所に施されています。

滞在中何度でも利用できるラウンジの中心には、金沢の茶の湯文化を表現する茶筅(ちゃせん)に見立てたコーヒーカウンターが設置され、1945年の創業以来地元で愛され続けている「ダートコーヒー」のホテルオリジナルブレンドコーヒーを味わうことができます。

一日の終わりには、心も体もほっこりするような夜食も。名物の加賀棒茶や希少な高級魚・のどぐろを使った出汁で味わうお茶漬けは、北陸の郷土料理にゆかりのあるトッピングも楽しめ、大変好評です。

きめ細やかなおもてなしに込められているのは、人と人、人と地域をつなぎ、旅先での新しい発見やつながりを見つけるきっかけづくりをしたい、という想い。
ホテルインターゲート金沢での滞在時間は、疲れを癒すだけではなく、心に残る特別な体験になるはずです。

03 より深く金沢を知るきっかけに歴史と文化に触れる体験プログラム

その地域でしか出会えない人やモノ、場所に触れて、旅の楽しみを広げてほしいと、開業以来、特に力を注いでいる取り組みが「伝統文化体験プログラム」です。
芸術や伝統産業品で金沢の歴史と文化を知ってほしいと、独自にセレクト・企画したさまざまなワークショップを開催しています。

人気を集めているのは、家族や自身に似た顔を描くなどして、楽しむことができる「加賀八幡起上り絵付け体験」。石川県観光PRマスコットキャラクターのモチーフにもなっている郷土玩具で、丸い体とクリッとした目がかわいらしく、家族繁栄や健康祈願、商売繁盛などのご利益がある縁起ものとして親しまれています。

伝統工芸・加賀友禅を纏ったオリジナルこけしを制作できる「こけし絵付け体験」では、本物の加賀友禅生地の滑らかさや色合いに触れ、華やかな図柄の美しさも鑑賞できます。

京都の伝統産業「京こま」の唯一の職人・中村佳之氏の監修による「ご当地京こま制作体験」も、ここでしかできないプログラム。金沢では「海鮮丼」をモチーフにしたカラフルでユニークな京こまを作ることができます。

各体験プログラムには幅広い年代が参加し、日本の文化に触れたいという海外の方にも人気を集めているのだとか。手作りキットで、いつでも気軽に体験できるのもうれしいポイント。
旅行の記念やお土産としてもおすすめです。

04 変化する時代の中で改めて実感する 「価値体験型ホテル」のホスピタリティ

「金沢の文化についてホテルステイを通して知っていただくことで、より深く地域の魅力に触れる。これがわたしたちが大切にしている考え方です。ホテルでの滞在中、どのシーンにおいても常に金沢の魅力を感じることができるサービスを提供するように心がけています」

そう話すのは、ホテルインターゲート金沢・支配人の齊藤正志さん。金沢には多くの魅力があるからこそ、色々な楽しみ方をしてほしい、とさらに齊藤さんは熱く語ります。

「人気観光地が徒歩圏内ですので、色々な場所に出かけて、一度戻ってラウンジで温かいドリンクを飲んで休憩し次の観光地に向かう、というように金沢の街歩きの拠点として、思い思いに利用してくださればうれしいですね」

「観光資源が多く、旬の食材も豊富で非常に美味しいものが多い。歴史を重ねた城下町でもあるので、各所に水路があってせせらぎが聞こえたり、王道の観光スポットだけではなくそんなところも街歩きをしながら感じていただけると、より一層金沢の良さを感じていただけると思います」

初めて金沢を訪れる方も、何度目かの訪問の方も、ホテルインターゲート金沢での滞在でまた新たな発見があるかもしれません。
この冬は、金沢で忘れられない旅の思い出をつくってみてはいかがでしょうか。

ホテルインターゲート金沢

金沢城公園や兼六園徒歩圏内の好立地。歴史と伝統を受け継ぐまち金沢に2019年3月にオープン。こだわりの寝具や、焼きたてパンとごちそう野菜の朝ごはんなど、最高の朝をお届けいたします。

加賀八幡起上り絵付け体験

石川県の伝統工芸36業種の一つであり、石川県観光PRマスコットキャラクターのモチーフともなっている希少伝統工芸 郷土玩具「加賀八幡起上り」。旅の思い出として、ご家族やご自身に似たお顔などの起上りを描いてお持ち帰りいただけます。