#ISSUE02
2018.11
テロワールを感じる新たなスイーツが完成
札幌グランドホテル、札幌パークホテルの冬のスペシャルスイーツがお披露目された『Best Pastry 2018 世界にひとつだけのスイーツfrom北海道』プレス試食会の模様をお伝えします。
#ISSUE02
2018.11
01 コラボスイーツがいよいよお披露目
構想から約1年、成田一世シェフによる指導が始まってから約5カ月。ついに『Best Pastry 2018 世界にひとつだけのスイーツ from 北海道』のプレス試食会が、10月18日、紅葉の庭を望む札幌パークホテル「ザ・テラスルーム」で開催されました。
この日のために札幌グランドホテル・札幌パークホテルのパティシエたちは、仕事の合間を縫っては飴細工など繊細なデセールづくりを練習してきました。いつもより緊張した表情で朝から準備にとりかかる両ホテルのパティシエたち。そのほかのスタッフも会場の設営に忙しく動き回ります。
ケーキで飾るタワー、『ローラン・ペリエ』や『ゴ・エ・ミヨ』のブースなどが設けられ会場は華やかなムードに。多くのメディアや食に関するインフルエンサーのみなさんが続々と来場されました。
02 シャンパーニュで「サンテ!」想いのこもるひと皿がテーブルへ
ウエルカムフードとシャンパーニュで迎えられたゲストは約60名。主催者の挨拶に続き、成田シェフが登壇してデセールのコンセプトを紹介しました。
実際にデセールを作る札幌グランドホテルの高田パティシエと札幌パークホテルの浅井パティシエもご挨拶。「手に何度も火傷をしながら頑張りました。ぜひご賞味ください」と話す二人の表情はどことなく晴れやかな印象でした。
今回、「シャンパーニュとスイーツの新たな価値を」と『ローラン・ペリエ』社がマリアージュを提案。会場にはジャパンオフィスアンバサダーのフィリップさんがかけつけ、「サンテ!」のかけ声のもと、会場が一体となって乾杯しました。目の前に供されたデセールに、ゲストからは感嘆の声がわき上がります。
03 ゲストの驚きと至福の表情にシェフもパティシエも笑顔
プレス試食会でお披露目されたのは、11月1日から札幌パークホテルで販売される「シュクル トリュフ」。トリュフの豊かな香りが飴細工の中に詰まったミルクのムースを引き立てます。試食したゲストに感想を聞きました。
「飴細工を割るときのワクワク感もいいですね」
「ひと皿の中にいろいろな味が詰まっていて、最後まで楽しめます」
「出会ったことのない取り合わせに成田シェフらしさを感じました」
「スイーツとトリュフ、シャンパーニュ。最高の相性ですね」
成田シェフはテーブルを回り、ゲストとも気さくに交流。浅井パティエは「素晴らしい経験。今朝、成田シェフから『完璧』と言葉をもらい、挑戦した甲斐がありました」と話しました。夜に行われる会員様限定の先行試食会で「シュクル フリュイ ルージュ」を披露する高田パティシエは「とてもいい刺激になりました。夜の部に繋げたいですね」と意気込みを見せました。
04 11月限定、2つのホテルで冬のスペシャルスイーツを
好評を博したプレス試食会。今回の企画は2019年2月に北海道版を発刊するフランスの美食ガイド『ゴ・エ・ミヨ』とのコラボによって実現しました。『ゴ・エ・ミヨ』は料理だけでなく、それを支える生産者や工芸品などテロワールを大切にしています。
試食後に行われた『ゴ・エ・ミヨ』の宮川俊二編集長と成田シェフのトークショーでは、「なぜ、北海道の食材はすばらしいのか?」という宮川編集長の質問に「厳しい環境で育ったものは力がある。そこに生産者と料理人の想いが加われば、テロワールを重視するオリジナリティが生まれる」と答える成田シェフでした。
そんな成田シェフと共同開発したスイーツは、11月限定で札幌グランドホテル、札幌パークホテルでお楽しみいただけます。シャンパーニュとのマリアージュが織り成す、スイーツの新しい楽しみ方をぜひご体験ください。
札幌グランドホテル
Eat in
シュクル フリュイ ルージュ ¥ 2,000 (税・サ込み)
ノーザンテラスダイナー 東館1階
Take out
パピヨット ムースマスカルポーネ カフェ ¥ 800 (税込み)
ザ・ベーカリー&ペイストリー 東館1階
問合せ | 011-261-3376 (食堂予約係)
札幌パークホテル
Eat in
シュクル トリュフ シャンパン1杯付き
¥ 3,000 (税・サ込み)
テラスレストラン ピアレ 1階
Take out
パピヨット フリュイ ルージュ
¥ 800 (税込み)
テラスレストラン ピアレ ケーキコーナー 1階
問合せ | 011-511-3136 (食堂予約係)