#ISSUE11
2022.05
舞妓はんと京都の伝統 ラウンジで古都に触れる
歴史と伝統文化が根付く街、京都。華やかな着物をまとった舞妓さんの優美な舞とその身を彩る伝統産業品を間近で体感!ホテルインターゲート京都 四条新町がお届けする、古都京都ならではのイベントをご案内します。
#ISSUE11
2022.05
01 ホテルのラウンジで古都の日常に包まれる
京都の街には舞妓さんがいます。つややかな髪を日本髪に結い上げ、着物姿で歩く彼女たち。昼は日本舞踊や三味線などの伝統芸能の稽古にはげみ、夜はお姉さん芸妓さんと一緒にお座敷に出向いて、宴席に可愛らしい花を添えています。
価値体験型ホテルとして、地域の伝統産業に携わる方々とともに地域の魅力を発信しているインターゲートホテルズでは、月に一度、ホテルインターゲート京都 四条新町に舞妓さんをお呼びし、舞妓さんから京都の伝統産業を学ぶイベントを開催しています。
舞妓さんの日々を彩る伝統産業は、京都市指定の74品目の7割にも及びます。舞妓さんと交流し、その舞を楽しむことで、京都の伝統産業を心ゆくまで「体感」できるのが、このイベントの魅力です。
02 令和の時代も生き続ける京の伝統産業を「体感」する
舞妓さんはさまざまな京都の伝統産業品を身につけています。京友禅の振袖の着物に西陣織の帯。花かんざしに京くみひもの帯締め。頭の先からつまさきまで、職人の手仕事による京都の美が集結しているのです。繊細で芸術的に美しい伝統産業品の数々は、身にまとわれ、使われているときにこそ、最大の魅力を発揮します。
「京都の魅力は歴史が根付いていることやと思います」と話す舞妓のとしえりさん。身につけているもののなかで、どれが一番好きですかとたずねると、「どれも好きおすけど、花かんざしどす」と答えてくれました。
月ごとに替わる花かんざし。4月は桜のモチーフが多いそうです。
「普通の女の子やったら身につけられへんものを身につけさせてもろおて、すごいことやなと思います」
03 笑顔こぼれる「お座敷遊び」体験と和ろうそくの舞
この日、集まったゲストは、初めて舞妓さんに会う人ばかり。舞妓さんの舞を目の前で見て、舞妓さんの暮らしや伝統産業についての楽しい解説を聞いているうちに、だんだん緊張が解けてきます。お座敷遊び体験で笑って、勇気を出して舞妓さんに質問をしたら、すっかり舞妓さんの魅力のとりこになっていきました。
楽しく遊んだあとは、和ろうそくの灯りのなかで舞妓さんの舞を観ます。
電気のない昔、人々は和ろうそくの灯りで夜を過ごしていました。和ろうそくは炎が大きく、風がなくても揺らめくという特徴をもっており、温かみのあるオレンジ色をしています。その灯りの中で一番きれいに見えるように計算されたお化粧が白塗りです。舞妓さん・芸妓さんの文化は400年以上の歴史がありますが、白塗りの化粧は、電気のなかった時代から脈々と受け継がれてきた名残なのです。
和ろうそくの揺らめく灯りに包まれて、舞妓さんの舞がいっそう美しく繊細に浮かび上がります。屏風に映った影が揺れる様子は、息をするのも忘れてしまうような幽玄美。400年という時を越えて、受け継がれて来た京都の心です。まだ電気がなかった時代に生きていた人たちも、同じように、和ろうそくの灯りの中で、舞に見とれていたことでしょう。
04 くつろぎながら京都を感じる特別な時間
イベントの前後には、京都の伝統産業品を手軽に持ち帰ることができるお土産コーナーも登場します。小さなサイズの和ろうそくや、京くみひもや京こまのストラップなど、現代の生活にも取り入れやすいものばかりです。
伝統産業をまとい日本舞踊を舞う舞妓さんと一緒に過ごすひとときは、現代を生きる人々にとって、非日常に感じられるかもしれません。京都にはそんな古の時間が、脈々と受け継がれ、今も息づいています。ホテルインターゲート京都 四条新町を通じて、古の時間へと続くゲートを開いてみませんか。
ホテルインターゲート京都 四条新町 「舞妓はんから学ぶ京都の伝統産業」を鑑賞できる 特別宿泊プラン
演舞の披露をはじめ、舞妓はんが身に着けている装束の説明やお話しを通して、
舞妓はんの文化をご体感!見て美しく、知って楽しい京都の舞妓はんの世界、
席に限りがあるので、お早目にご予約ください。
イベント開催日:2022年 10月19日(水)、11月16日(水)、12月21日(水)
2023年 1月 18日(水)、 2月 15日(水)、3月 15日(水)
和蝋燭の灯りで舞う舞妓はん
電気がまだ発明されていなかった時代、舞妓をはじめとした伝統文化は和蝋燭の灯りのもとで人々の目にふれていました。
2021年7月7日のクールアース・デーに公開した本動画では、当時の環境を再現し、和蝋燭の灯りにより舞妓はん本来の美しさを表現しています。
ぜひご視聴ください。