【札幌パークホテル】「リペア皿」として1,000枚を再生

カーボンニュートラルに向けた新たな取り組みをスタート

札幌パークホテル

2024/01/16

株式会社グランビスタ ホテル&リゾート(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:須田貞則)が経営する、札幌パークホテル (札幌市中央区、総支配人:荒木田康) は、サステナブルな活動に取り組むホテルとして、新たに「リペア皿」の導入を開始いたします。

札幌パークホテルは、地球環境ともっと深く「つながる」ため、持続可能な未来の実現に向けて、自社農園「グランビスタファーム サッポロ」の運営や都市型養蜂、キャストへのサステナブル研修、食材ロスを減らす従業員食堂の自営化など、さまざまなアプローチでサステナブルな活動を行っております。
この度、新たな取り組みとして、傷が付いてしまうなどの損傷でお客様へ提供ができなくなり、長期間倉庫で眠っていた食器を蘇生し、「リペア皿」として活用することで、生産地のサプライチェーンのCO2 削減とホテルの廃棄によるCO2の削減に微力ながら貢献していくことを目指してまいります。
札幌パークホテルは、「地域の価値で、未来を変えていく。」のブランドステートメントのもと、札幌市の国際水準のホテルとして皆様に支持される地域一番館を目指し、2024年7月に迎える開業60周年に向けて、今後もさらなる持続可能な未来の実現に向けて、人々の生活をより豊かにできるよう活動を続けてまいります。

札幌パークホテル リペア皿の導入について

・導入開始:2024年1月16日(火)より順次開始
・リペア皿について
食器は、破損する以外にも絵柄が擦れたり、傷がつくことによって使用ができなくなり、倉庫で保管していることがあります。その長く眠っていた食器を削り落とし再焼成することで「新品と同等の素材」として蘇り、再度絵付け焼成しホテル内で使用できるようにするということが、この度実施するリペア食器づくりの仕組みです。このリペア食器づくりは、「令和4年環境省脱炭素経営促進モデル事業」に採択された食器専門メーカーの 「株式会社おぎそ」様のご協力で実現いたしました。
今回は、古くからホテル内の宴会場で使用していたデザート皿を段階的にリペアし、今年度内に合計1,000枚を蘇らせます。再生後は、ホテル内レストラン「テラスレストラン ピアレ」の朝食時に、お客様の取り皿として使用いたします。料理は地産地消を心掛け、北海道の大地の恵みを受けた食材を使用しておりますが、その料理を彩る食器もサステナブルであることを推進し、地球環境をより深く考えたホテルづくりに注力してまいります。

株式会社おぎそ 公式サイト  https://www.k-ogiso.co.jp/
陶磁器の販売並びに加工を行う専門メーカー。この度、札幌パークホテルのサステナブルな取り組みとして、リペア皿の生産にご協力をいただきました。

・CO2 削減について
食器を1t(200g/枚×5000枚)生産する場合の排出量を、リサイクルした場合とリペアした場合の両方で試算し比較すると、従来のリサイクル時は4.67(tCO2/t)、リペア時は1.34(tCO2/t)と約70%もの大きな削減ができていることが、環境省脱炭素経営促進モデル事業にて、算定されています。
ホテルの全ての食器をリペア食器に置き換えることは現実的ではありませんが、仮に全国のホテルが1割ずつでもリペア食器を採用できれば、脱炭素に大きく貢献できる可能性があるといえると思います。
札幌パークホテルは、リペア皿の導入ホテルとして、この度の取り組みの実例を活かし、より多くの事業者に波及できるよう努めてまいりたいと思います。

・リペア皿を活用する「テラスレストラン ピアレの朝食」のご案内
北海道を味わう!朝食ブッフェ
大きな窓から光が射し込む明るい雰囲気のテラスレストランで、中庭を眺めながら朝のひとときをお過ごしください。
URL : https://park1964.com/rest/piare/morning/

北海道の美味しさをご堪能いただける朝食ブッフェでは、焼きたてのクロワッサンなどホテルブレッドや北海道の乳製品をはじめとしたおすすめの洋食メニューを中心に、ご飯のお供として和食メニューもご用意しております。
また、北海道の先住民族「アイヌ」が食べていたとされる雑穀のお粥「サヨ」や、魚や野菜などその土地でとれる食材を鉄鍋で煮込んだ汁物料理「オハウ」など、札幌パークホテル流にアレンジしたアイヌ料理もお愉しみいただけます。

朝食で味わうサステナブルメニュー
「札幌パークホテル都市型養蜂で採取した蜂蜜」
2022 年の5 月上旬頃からホテルの屋上に巣箱を設置。中島公園のアカシアなどいくつもの種類の花から集められた百花蜜。パンやヨーグルト、スイーツなどにかけてお召上がりいただくのがおすすめです。

プレスリリースはこちら[PDF 約1MB]