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【鴨川シーワールド】シャチの緊急移送に関して
  • 2011年10月21日
  • ニュースリリース

 鴨川シーワールド(千葉県鴨川市)と名古屋港水族館(愛知県名古屋市)は、鴨川シーワールドのシャチ3頭を名古屋港水族館へ緊急移送することに関し、下記のとおり基本合意することになりました。

 両者の間では、昨年よりシャチ2頭のブリーディングローンに関して合意に至り、シャチの移送計画を進めておりましたが、移送前に名古屋港水族館で飼育されていた「ナミ」の体調が悪化、その後死亡するということを受け移送計画を延期していました。

 しかし、このたび鴨川シーワールドで飼育中の4頭のメスのうち「ステラ」と「ラビー」の妊娠が確認され、現状の鴨川シーワールドの飼育施設では2頭のシャチの出産は、水槽数の不足で、過密状態になることから非常に困難な事態になることが明らかになりました。そこで2頭のシャチがそれぞれ無事出産できるよう「ステラ」とそのペアであるオスの「ビンゴ」、その子供の「ラン」を緊急に名古屋港水族館へ受け入れることについて鴨川シーワールドより名古屋港水族館へ協力要請があり、受け入れることになりました。

 当初予定になかった「ラン」の移送については、他の子供に比べて年齢も若く、母親への依存度が強いため、鴨川シーワールドに残すより親子一緒に名古屋港水族館へ移送するほうがよりよい飼育環境が作れると考えられることから、揃って移送されることになりました。

 鴨川シーワールドは、名古屋港水族館で飼育される3頭のシャチに対してその出産を含め、全面的な支援体制をしき、バックアップを行っていきます。
 
 両館は、世界的にも大変貴重なシャチの飼育下での繁殖であり、今は無事出産できることを切に願っております。

                                株式会社グランビスタホテル&リゾート
                                鴨川シーワールド

                                名古屋港管理組合
                                財団法人名古屋みなと振興財団(名古屋港水族館)

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《名古屋港水族館へのシャチの緊急移送について》

 鴨川シーワールドでは昨年4月、名古屋港水族館より繁殖を軸にした学術研究及び教育展示を目的に、シャチのブリーディングローンの具体的な申し入れがあり、双方協議の結果、 鴨川シーワールドで飼育中の雄のシャチ「ビンゴ」とそのペアである雌のシャチ「ステラ」 2頭の移送の実施の合意に至り、昨年度冬期間に於き名古屋港水族館への移送の実行を計画しておりました。
 しかしながら、名古屋港水族館にて飼育中の雌のシャチ「ナミ」が平成22年年末より体調を崩し、今年1月14日に死亡するという事態を受け、計画していた鴨川からのシャチの移送を急遽見送り静観することとなり、事実上計画が延期となりました。

 一方、鴨川シーワールドでは、平成23年2月、飼育中の雌のシャチ「ラビー」と同居中の雄のシャチ「オスカー」との交尾があり、5月に「ラビー」の妊娠が確認されました。
また、平成23年6月には雌のシャチ「ステラ」と同居中の雄のシャチ「ビンゴ」との間に交尾があり、8月に「ステラ」の妊娠も確認されました。
シャチの妊娠期間は約18ヶ月であることから順調に行けば「ラビー」は来年8月に、また「ステラ」は来年12月に出産の予定となります。
 
 鴨川シーワールドではこうした事実を受け止め、無事な出産が可能となるには如何なる飼 育環境が条件となるかを命題に精査と議論を続けて参りました。
その結果、2頭のシャチの出産には、現状のプール数では不足する、個体数増による過密化 による影響などを鑑み、妊娠個体である「ステラ」とそのペアである「ビンゴ」及びその子供の「ラン」を、名古屋港水族館へ対し受け入れの要請をする事を今年9月に結論するに至りました。
尚、子供の「ラン」の移送については、他の子供に比べて年齢も若く(5才)、母親への依存度がまだ強い為、当館に残すよりは親子一緒に居た方が良い飼育環境が形成されると判断した結果です。
 
 そして、9月下旬名古屋港管理組合側にシャチの緊急移送の要請を行い、その後双方で協議を重ねた結果今般、基本合意に達し此の度の記者会見に臨んだ次第でございます。
 鴨川シーワールドでは、今後「ラビー」の出産に対して万全の態勢で臨むと共に、「ラビー」ファミリーの飼育に専念し、また名古屋港水族館で飼育される「ステラ」ファミリーに対しても、その出産を含め、全面的な支援体制を築きバックアップを行って参ります。

 この2頭の妊娠は、世界的にも大変貴重なシャチの飼育下繁殖であり、今は無事出産できる事を切に願っております。

                                        株式会社グランビスタホテル&リゾート
                                        鴨川シーワールド
 

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《鴨川シーワールドからのシャチの緊急移送について》


 標記に関し、鴨川シーワールドからシャチ2頭の妊娠が確定し、現在でもシャチ7頭を飼育し手狭となっている同施設での出産が困難となるため、急ではあるが世界最大級のシャチ飼育展示プールを有する名古屋港水族館へシャチ3頭(ビンゴ・ステラ・ラン)を緊急移送し、無事出産をさせたいとの協力要請がありました。
移送時期については、現在、ステラは妊娠4ヶ月(来年12月出産予定)であり、移送による母シャチの負担を軽減するため、この冬の間に移送することを強く希望しています。また、移送及び移送後のシャチの飼育及び健康管理については、経験豊富なトレーナが名古屋港水族館に常駐し飼育管理にあたるなど、鴨川シーワールドの責任体制の下で行われます。
 
 シャチは捕獲が禁止されている保護動物で、世界で僅か42頭(国内では鴨川の7頭)が飼育されているだけの非常に貴重な動物です。シャチの飼育展示を継続するためには、繁殖を念頭におき飼育園館(国内外を問わず)の協力が必要とされています。
 
 また、名古屋港水族館では、シャチ「ナミ」の死亡後同館が引き続きシャチを飼育するに当たり、「シャチ死亡に関する調査委員会」からの提言を真摯に受け止め、現在対応について検討中(実施可能な項目についてはすでに実施中)ですが、今回の緊急移送は、調査委員会の全委員の方々から、シャチの生命を守るための必要な対応であるとの理解を得ております。
 
 よって、出産を控えたシャチの命を助けるために、名古屋港水族館への緊急移送及び飼育について協力することといたしました。
 

          
                                名古屋港管理組合
                                財団法人名古屋みなと振興財団(名古屋港水族館)


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報道関係の方からのお問い合わせ先

鴨川シーワールド総合企画課:荒木田・高橋・村松 TEL 04-7093-4809

名古屋港管理組合:小川・久野 TEL 052-654-7834

㈶名古屋みなと振興財団:大友・堤 TEL 052-654-7134  


 

 

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